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12.10.19 京都工芸繊維大学 大学院
工芸科学研究科造形工学専攻
Yさん
12.10.05 京都大学 大学院
工学研究科建築学専攻
Mさん
12.09.05 京都工芸繊維大学 大学院
工芸科学研究科造形工学専攻
Hさん
10.09.17 京都工芸繊維大学 大学院
工芸科学研究科造形工学専攻
Tくん
10.08.31 京都工芸繊維大学 大学院
工芸科学研究科造形工学専攻
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09.08.21 京都工芸繊維大学 大学院
工芸科学研究科造形工学専攻
Tくん
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建築系学生の方へ≫大学院インターンシップ≫体験者の感想
■121019京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科造形工学専攻 Yさん(24歳)
今回、初めてのインターンということで不安なこともありましたが、皆さん優しく接してくださり、小さな疑問も丁寧に指導していただけて大変有意義な3週間を過ごすことができました。今回はCADを使った図面作成を中心に、現場業務の見学など幅広く体験させていただきました。
これから就職活動をしていく中で、最低限のスキルとしてCADは必要であると思いながらも、苦手意識があり、今までの学校の課題も手描き図面やIllustratorで済ませていたのですが、今回Auto CADとArchi CADでの製図やArchi CADでのパースの立ち上げ方を学べたので、就職してからも役立つスキルを身につける良い機会になったと思います。
また、お施主さんとの打ち合わせや配筋検査の見学や実測などの現場業務も体験させていただきました。規模の大きい会社になってくると業務によって担当が違う場合も多いと思いますが、打ち合わせから設計・製図や、そういった現場での作業に至るまですべてを同じ所員の方たちがこなしているのが、事務所の大変な所でもあり魅力でもあると感じました。
今回、テクトスタジオさんでお世話になったことで、就職活動における視野が広がり、自分のやりたいことを考え直す良いきっかけになりました。所長や所員の皆さんと昼ご飯を食べる時間も、建築の話だけじゃなくいろんな話ができたのが、本当に楽しかったです。
本当にありがとうございました。
■121005京都大学大学院工学研究科建築学専攻 Mさん
予定していたよりも大幅に長い期間になってしまいましたが、丁寧なご指導をいただき、大変お世話になりました。
大学での講義の一環としてインターンシップを履修しました。大学が紹介する複数の事務所から自分が行きたいところを希望するのですが、偶然その数日前にテクトスタジオの前を自転車で通りかかり、気にかけていたところ、研修先の候補になっており何かの縁を感じて希望をいたしました。
希望が通り、こちらで研修させていただくことになったのですが、勉強させて頂いたことに関して、当初描いていた目標以上に達成できたように思っています。
設計体験をする際に、実際の図面や資料を見せていただいたり図面データを見せていただいたりしたことと、荒川所長はじめ所員の方々に細かい質問に対しても丁寧にご回答頂けたことで、実際の業務をイメージして業務体験できました。毎日の作業が新鮮で、学ぶところが多かったと感じています。
手描きパースに関しては、久々に透視図法に基づいた作成を行いました。業務を遂行する上で、なぜ手描きパースが良いのか、こちらに通わせて頂いているうちによく理解できました。(お施主さんと距離が近い住宅などの場合、特に描きパースの効果を発揮するように感じました。)インターンシップ期間中で手描きパースにかけた時間はあまり長くありませんでしたが、密度が濃い有意義な時間を過ごせました。
事務所の雰囲気もとても良く、通うのが楽しかったです。やはり事務所で一体となって業務に取り組む上では、全体の雰囲気が良いことは非常に大切なことのように思います。
私も将来このような雰囲気良い事務所で働きたいと感じました。
本当にどうもありがとうございました。
■120905京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科造形工学専攻 Hさん(25歳)

約2週間の期間、大学院インターンシップでテクトスタジオさんにお世話になり、パース作成や現場見学などの体験をさせていただきました。
私は手描きパースが苦手で、かなり時間もかかっていたのですが、短時間で描く方法や着色の仕方を指導していただきました。学校の課題ではあまり仕上げ材まで具体的に考えることはできていなかったのですが、素材のサンプルやカタログを参考にしながら作業をし、具体的なイメージをつくることができました。繰り返し描くうちに少しずつですが描く時間も短くなり、今後は苦手だからといって避けないで、たくさん手を動かさなくてはと思いました。
現場見学では、確認検査の立合い、改修工事の見学、施主との打合せ、まちづくり委員会の会議といった内容を体験させていただきました。「設計するだけが建築の仕事ではない」ということはわかっていましたが、初めて知る業務内容もあり、改めて仕事内容の広さというのを実感ました。打合せの場では色々な要望を受けますが、その中から相手が一番望んでいることを選び出して、それに応じた答えを出していました。建物をつくることは施主、行政、施工会社、管理会社など様々な人とのやりとりで成り立っていており、仕事をしていく上では打合せ中の対話の能力も重要なことなのだと感じました。
私は今年10月から社会人になるため、今回のインターンシップが学生最後の勉強でした。テクトスタジオさんはとてもアットホームな雰囲気の事務所で、楽しみながら実習することができました。荒川所長、今村さん、片山さん、下井さん、八木谷さん、本当にありがとうございました。

■100917京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科造形工学専攻 Tくん(24歳)
 昨年非常に貴重な体験をさせていただいたテクトスタジオさんに、今年もインターンシップでお世話になりました。事務所の雰囲気も把握していたので様々なことを実習させていただく上で考え行動しやすく今年も非常に良い実習になったと実感しています。
 今年も様々な実習・実務経験をさせていただきました。図面からボリューム模型制作、ある邸宅のファサード考察、現場視察、お施主さんとの打ち合わせ立会い等限られた時間の中多くのことを自分の目で見、手を動かし、調べ、考えることが出来たと思います。様々な実習の中でも、邸宅の立面考察に比重を置き、外壁素材に関してはカタログやサンプルを見ながら、どういったサイディングを用いたらお施主さんの望むモダンテイストな外観になるのか考え、視覚としても伝わるように図面やパースと模型として自分なりの解答を導き出すように心掛けました。普段学生として建築と向き合っていてもやはり自分の思うように空間を作り出してしまっているということを改めて実感しました。1つの建物を創造するということ、そこには非常に多くの人が関わってきています。多面的に空間を把握し、1つの解答だけでなく限られた時間内に悩み、考え、調べることで知識も自ずと増えていき、この繰り返しがあってこそお施主さんの願い、また自分自身が作り出したい空間創造に結びついていくのであると改めて実感した次第です。頭で考え、調べることは実際に知識として定着していく一方、やはり手を動かし、手で練るという作業は閃きや自分自身のイマジネーションが膨らむ作業であり、建築家を目指す自身にとってはどちらも大切にしていかなければならないと感じています。
 お忙しい中、様々な現場に連れて行って頂き、また多くの会話から学んだこと、また調べなければならないことが非常に多くありました。分からないことをすぐに聞くという行為は誰でも簡単に出来ることであると思います。しかし、そこで自分自身で本を開き、サンプルを見、法令集等から考えて何か答えを出す。そしてそれでも分からない場合はお聞きすることで聞く前に調べたりした知識は確実に定着していきます。これからもまず自分自身で考えるという行為を大切にし、来年から社会人となる身として切磋琢磨していきたいと思っています。
 いつも楽しく、有意義な時間、貴重な実習をさせていただき本当にありがとうございました。
■100831京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科造形工学専攻 I さん(23歳)
 2週間、テクトスタジオのみなさまには大変お世話になりました。大学院に進み、初めてのインターンシップは不安でいっぱいでしたが、温かく迎えていただきとても貴重な経験をすることができました。
今までオープンデスクに参加した経験もなく、学部時代はその場その場を乗り切って今までやってきたのですが今回を機に、一から勉強することにしました。パース・模型作成、壁量計算、住宅の立面設計など2週間で様々なことを経験させていただきました。特に印象深かったのが現場見学とクライアントとの打合せに同席させていただいたことです。教科書でしか見たことのなかったRC造や木造の現場を見学し、「設計が終わり=建築が終わり」ではないことを改めて認識しました。
打合せにおいては、現場の進行状況や変更点などについても臨機応変に対応しなければいけないことに驚きました。設計側が現場のことを含め、たくさんのことを知っておかなければ物事はスムーズに進みません。自分の知識のなさを嘆きましたが、このままではいけないので今後積極的に努力していこうと思いました。また、打ち合わせで自邸に使うタイルを真剣に悩んでいるクライアントの方と所長の姿を見て、人と人が共にモノを創り上げる面白さや喜びも分かったような気がします。
私にとって今回のインターンシップは建築についてはもちろんですが、社会に出て働くということについても考える機会になりました。どんな仕事でもそこにはいろいろな人が関わっていて、大変なこともあれば、喜びもあるのだという風に考えるようになりました。社会に出る前に大変良い経験をさせていただいたと思っています。何もできない私にご指導してくださった所長、将来のことや建築について教えていただいた所員のみなさま、どうもありがとうございました。
■090821京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科造形工学専攻 Tくん(23歳)
今年度から大学院においてインターンシップが必須となり、そこでテクトスタジオさんにインターン受け入れのお願いをしました。快く受け入れていただき、また様々な業務内容を体験、体感することができ、非常に充実した日々を過ごすことができました。お施主さんとの打ち合わせ、オフィスビル立面設計、法規の知識習得、現場見学、工事管理立会い、構造計算、マテリアル、ディテール、パース、CADと書ききれない程多くの経験をしました(まさかこんなに体験できるとは…笑)。 様々な項目をすることで、自分自身の知識不足を日々痛感し、分からないことはすぐに調べるように心がけました。学部生の時は自分の思うような設計ばかり繰り返し、法規や構造、また設備などについては、多少は考えるけれども後回し、もしくは考えないことすらありました。しかし、実務経験をさせてもらい、1つの建物を作り出すには非常に多くの制約や条件をクリアしなければならない(当たり前のことですが…泣)、またプロジェクトはひとつだけでなく幾つも同時に進行しているので自分自身の設計に対する甘さや、軽薄さを突きつけられ、設計に対する意識が大きく変わりました。 建築家になるためには覚えなくてはならないことが非常に多くあります。今自分の目の前にある課題のみこなすのではなく、それに付随する知識を要所要所で確認、習得し、またそれだけではなく新しい情報も知らなければならない、そんなふうに思っている次第です。 テクトスタジオには非常に多くの本があります。本は知識の宝庫です。こんなに本を広げて勉強したのは受験勉強以来かもしれません。また忙しい中、所長さん、所員さんご指導ありがとうございます。この貴重な経験を必ずこれから役に立てて見せます。
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