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JIA
JIAとは?
JIA建築家資格制度に賛同しています
お施主様からのQ&A
Q1 なぜ今建築家資格制度が必要なんですか?
Q2 「登録建築家」の仕組みとは?
Q3 建築家の責任とは?
Q4 建築家資格制度が実現すれば、欠陥建築はなくなりますか?
Q5 日本の景観が悪いのは建築家の責任ですか?
Q6 建築家の仕事とはどんな内容ですか?
Q7 建築家は、どんなふうに設計を進めていきますか?
Q8 どのように建築家を選んでいいか分かりません。どうしたらいいでしょうか
実務訓練制度【一級建築士向け】

JIA≫お施主様からのQ&A
建築家資格制度とは? 消費者が安心して、設計を依頼できる「建築家」をつくる制度です。
 Q1Q1
A1     わが国で建築の設計・監理を行うためには「建築士」資格が必要です。わが国の建築士のうち本当に建築の設計・監理をしているのは、2割程度。残りは構造や設備の設計、工事現場や公務員、教育に従事したりしています。一級建築士だからといって全ての人が設計・監理を実務としている訳ではないのです。消費者にとって、一級建築士の中から設計・監理ができる人を見分けることは困難です。誰が建築家なのかを社会に対してはっきりと表示し消費者が設計の専門家に安心して仕事を任せられるようにするための仕組みとして「建築家」資格制度が必要なのです。

 Q 2  Q2
A2   登録建築家制度では、第三者性のある認定評議会で実績又は実務訓練により設計・監理の能力があると認定された建築家に「登録建築家」の名称を与え、その人の情報を公開し、社会に向けて建築家の能力を表示します。又、登録建築家には継続教育を受けることを義務づけられ、三年毎の更新審査に合格しないと登録更新ができない仕組みとしています。

 Q3Q3
A3   建築家は依頼主に対して安全で快適な良質の建物を提供する責任を負うのは当然のこととして、周辺地域の安全性向上やより良い景観づくりを心がける社会的な責任があります。又、建設過程から使用開始後の、自然環境に対する負荷を極力減らすと共に、耐久性の高い建築物を設計する責任があります。

 Q4Q4?
A4   建築家資格制度は、建築士法では対応できない点を補うために、依頼主が安心して仕事を依頼できる建築家を選び、その建築家の情報を公開しようとする試みです。審査の上認定された登録建築家は全員、十分な実績と高い倫理性を備えています。そして本人の経歴や得意分野は、JIAホームページの登録建築家ポートフォリオで確認することができます。欠陥建築が生まれないためには、依頼主がこれらの情報に基づいて正しく建築家を選ぶことが必要です。

 Q5Q5
A5   日本社会の経済優先主義や、都市計画における私権優先など、様々な問題が絡み合っていますが、戦後の建築教育や建築士資格試験があまりにも技術偏重だったため、美しさに敏感でない多くの設計者を生み出してしまったことも、責任の一端があります。建築家は美的感覚を備え、倫理観を持った人でなければなりませんし、景観に対して責任ある立場であることを自覚する必要があります。

 Q6Q6   
A6    「建物を建てる」という行為は、大きく2つのプロセスに分かれます。「設計」と「工事」です。建築家は「設計」という行為を通じて依頼主の求める機能を美しいフォルムの中に実現します。設計が終わり工事が始まると「監理」という重要な仕事があります。これは定められた工期と工事費で、設計図通り建物がつくられているかをチェックする仕事です。
手抜き工事などが行われないよう、依頼主に代わりプロの目で厳しく監視します。

 Q7Q7
A7   建築物を設計するにあたっては、まず依頼主の要望を良く聞く必要があります。その上で計画敷地を調査し、周辺の地域環境を読み込みます。建物の規模や用途によっては、構造や設備などの専門技術者の協力を得ながら、予算を念頭に計画を進めます、基本設計から実施設計へと設計を煮詰め、工事発注に必要な設計図書を作成します。適正な施工者の選定から、工事期間中の監理とその後のメンテナンス・改修計画まで、多くの専門家の協力のもとに進めます。

 Q8 Q8
A8   わが国では、建築士資格を持たない人は建築の設計をすることができませんが、一級建築士でも、構造や設備を専門としている人もいますし、更新制度がないために最新の情報に基づく設計ができない人もいます。JIA登録建築家は、一級建築士を要件にして、十分な実績と高い倫理性を持つ人のみに与えられ、職能研修が義務付けられていますので、安心して設計監理を任せることができます。
この制度は消費者が建築家をまちがいなく選ぶために建築家の能力を社会に対して表示する制度なのです。

詳しくは、日本建築家協会HPをご覧ください
http://www.jcarb.com
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